めぐみのあめ
「あめ」
神さま…
あなたを、愛するあまりのせつなる、おもいを、いっぱい、いっぱい、だきしめながら
天を、みあげれば…
あなたとの愛、ふたたび、分かち合えた
あなたのあふれるばかりのよろこびのなみだが…
めぐみのあめとなって、天から、まいおりてきたんだ…
ひとつぶ、ひとつぶ、わたしの手のひらで、やわらかく、つつみながら
わたしのかたくなだったこころが、おだやかになっていくの
神さま、ありがとう…
やっと、つながれたあいを
すなおなままで、いただくことができた、あふれるばかりのよろこびのなみだ
わたしと、あなたのが、ひとつになった、すきとおりゆく、ひかりによって…
こころから、あいのいずみがわきおこってきて
信のたねとなり
希望の実となり
いつの日か、天を、みあげて…
神さまの栄光に、みちた、おひさまのかがやきを、受けて
わたしらしい、おはなが、いきいきと、咲かれていくんだ…
もっとも、いとおしくて、きれい…
ひとつ、ひとつのはなひらが、天使たちのように…
みまもってくれているようで、とっても、やすらか
だから、みんなが、大好き、あふれる、やさしいほほえみで、いられるの
わたしのあいのつよめのため
あめのおめぐみ
たくさんのいとおしいきょうだいたちへも
すてきに、みたされますように…
今日のおつとめ、おつかれさま、よるのおつとめ、おやすみ、よるのしずけさのうちの清々しい空気を、思いっきり、吸って、窓ぎわで、横たわりながら、あめの風景を、うっとり、眺めています。
まるで、わたしのこころが、写しだされた鏡のよう…、とぎれなく、しとしと、降りつづく、ひとつぶ、ひとつぶのあめに、神さまへの思いを、寄せていました。
ここのところ、つかれきっていて、こころの目が、閉ざされて、神さまを、みることができなかったのです。
わたしのなかの悪魔ちゃんによって、神さまから、ひきさかれそうになったのだけれど、天使ちゃんが、神さまのあめのおめぐみによって、仲介に、入ってくれたようで、ふたたび、こころの目が、開かれて、神さまを、きちんと、みることができて、大きな愛のきずなで、つながれました。
これからも、きっと、こころよわきあまり、悪魔ちゃんからのおさそいの誘惑に、かられ、いろいろと、さまよう迷えるこひつじかもしれないのだけれど、そんなたった1匹のこひつじだからこそ、あわれみと、いつくしみを、もって、大切に、愛してくださっているのでしょうね。
まあな、どんな状況に、陥っても、たとえ、自分のいのちを、失うことになっても、神さまとの、強い、つながりを、もった、いとおしいたましいでありたいです。
わたしには、あなたが、すべて、わたしのすべてを、ただ、ただ、あなたに、ゆだねます。
すべてが、あなたのためでありますように…
主よ、あなたの慈しみは天に
あなたの真実は大空に満ちている。
恵みの御業は神の山々のよう
あなたの裁きは大いなる深淵。
主よ、あなたは人をも獣をも救われる。
神よ、慈しみはいかに貴いことか。
あなたの翼の陰に人の子らは身を寄せ
あなたの家に滴る恵みに潤い
あなたの甘美な流れに渇きを癒す。
命の泉はあなたにあり
あなたの光に、わたしたちは光を見る。
(詩編 36.6―10)
わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを得る。
(マタイによる福音書 16.24―25)
愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
(コリントの信徒への手紙? 13.4―7)