あひるのワルツ

“アヒルのワルツ”


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ここはとあるアヒル

若いふたりおりました

古い家の古い部屋

古い庭にざくろの木

好きなものはクロワッサン

きらいなのは北京ダック

ふたりいつかあこがれの

パリに行くのを夢見てる

クウェ、クウェ、クウェ

クワッ、クワッ、クワッ

ヒルのワルツ





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ノートルダム

シャンゼリゼ

サンジェルマンに

凱旋門(がいせんもん)

モンマルトルに

カルチェラタン

エッフェル塔

クリニャンクール

クウェ、クウェ、クウェ

クワッ、クワッ、クワッ

ヒルのワルツ





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月月火水木金土

来る日も来る日も働いた

満員電車の窓の外

雨に霞(かす)むアヒル

仕事もきらい上司もきらい

ヒル町も大きらい

休みはいつも寝て過ごし

パリのパの字も忘れてた

クウェ、クウェ、クウェ

クワッ、クワッ、クワッ

ヒルのワルツ





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とある晴れた日曜日

雨がやんで日が差した

遠くで鳥が鳴いている

小さな花が咲いている

カフェオレ入れて朝ごはん

庭で食べようクロワッサン

ここにふたりいるだけで

足りないものは何もない

クウェ、クウェ、クウェ

クワッ、クワッ、クワッ

ヒルのワルツ





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ヒルンルン アヒルンルン

ぼくたちは一生いっしょさ

ヒルンルンルンルン

クウェ、クウェ、クウェ

クワッ、クワッ、クワッ

ヒルのワルツ

クウェ、クウェ、クウェ

クワッ、クワッ、クワッ

ヒルのワルツ





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大家さんの金木犀(きんもくせい)

毎年秋を教えてくれる

花屋さんの黒い犬

行くたびいつも飛んでくる

小川の横の桜の並木

線路ぞいの名も知らぬ花

ヒル町にゃカフェもある

ヒル町じゃ映画も見れる

見た目はかなり地味だけど

ヒル町はふたりのパリ

クウェ、クウェ、クウェ

クワッ、クワッ、クワッ

ヒルのワルツ





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ヒルンルン、アヒルンルン

ヒルンルンルンルン

ヒルンルン、アヒルンルン

ヒルンルンルンルン

クウェ、クウェ、クウェ

クワッ、クワッ、クワッ

クウェ、クウェ、クウェ

クワッ、クワッ、クワッ

クウェ、クウェ、クウェ

クワッ、クワッ、クワッ

ヒルのワルツ





ヴォン・ジョールノー、おはようございます。ちょっと、お寝坊さん、夢から、目覚めると、素敵なプレゼントが、いっぱい…、おひさまのひかりを、ぽかぽか、浴びながら、あたたかな春を、思いっきり、楽しもうと、思っています。
今度のおやすみの日、菜の花畑へ、お弁当、持って、楽しみに、ピクニックに、行こうかしら…。
昨日は、嬉しい給料日、いつもより、たくさん、お家に、入れられて、嬉しい…、無駄遣いしないように、感謝のうちに、大切に、使わせていただかなければいけませんね。
すでに、ほしいものが…、「アヒルのワルツ」のCDが、華やかなパリの時間を、素敵に、思い描きながら、なんだか、思わず、スキップしてみたりと、このいのちから、楽しく、なっちゃうのです。
やっぱり、どうしても、Hちゃんのこと、引きずってしまって、わたしに、できることは、たかが知れているかもしれないけれど、一緒に、ネットや、情報集を、かき集めたりして、お仕事、探しています。
どうか、どうか、Hちゃんに、ふさわしいお仕事が、見つかりますように…
そして、いつか、お約束の自然食バイキング、行きましょうね。
母の、「人間、悟れないっていうことを、悟った、気付けないっていうことを、気付いた」という何気ない言葉が、何度も、思い出され、まさに、そうなのかもしれません。
どれだけ、悩み、考えて、苦しんでも、確かなこたえって、きっと、見出すことができないのでしょうね。
とは、言いつつ、まなは、どうしても、悩めるひと、考えるひとだから…、でも、きっと、母から、わたしへの愛だと、受け止めて、ほどほどに、させていただかなければいけませんね。
さあ、未知なる今日へ…
わたしらしく、わたしのままで、いいんだよ